先輩たちの様子

インタビュー
インタビュー人物

私はまず、お客様窓口担当から話しを聞く事から始めました。 それから、各部門の担当者と責任者のワークサイクルを分刻みに調査し、一つの客観的な業務プロセスフローを作成しました。これを過去の事例や成功例に照らし合せ、問題点をひとつひとつ洗い出しまし、丁寧にお客様に説明しました。 次に営業側面からお客様の基本方針と中期計画・長期計画を引き出し、これらを基に理想的な改革案を作り上げ、お客様の改善計画の道しるべとしました。 その後、お客様の本当の笑顔が見られたのは、理想系に最も近いお客様のコストに合ったサイズのシステム改善計画が出来上がった時でした。 その時私は、充実感を覚えると同時に、この計画を成功に導く責任感を感じる事になりました。

私のモットーは、「使う立場から考える」事です。システムを作る上で大切なポイントが幾つかあります。 一つ目は、「扱い易さ」です。例えば、マニュアルを見なければ扱えないような画面は作らない。 二つ目として「丈夫さ」が上げられます。トータルすれば繊細な動きをする機能でも、一つ一つの処理は簡略化する事により、開発難易度を下げ、メンテナンスを容易にします。 三つ目は、「無駄の無さ」です。お客様の資源をいかに有効活用できるかを念頭に設計・開発を行い、出来る限りお客様のコストを下げる事を考えます。 運用保守を行う上では、情報セキュリティー管理を第一に考え、常に気を抜く事なくお客様の情報管理をサポートしています。 また、変化する周辺環境に応じて、定期的にシステムの最適化を実施しています。

インタビュー人物
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中文で「可能」とあったら、それは「たぶん」や「おそらく」と言う意味になります。 同じ漢字を使う国でも異なる意味を持つ場合があます。また、日本では常識と考えている事も海外では通用しないケースも多々あります。 オフショア開発では、異なる文化をいかに融合させ、そこからどのようにして相乗効果を生み出すかがプロジェクトを成功へと導く鍵となります。 私は二つの事を重視して来ました。ひとつは、担当者の間に意識のずれが発生しないよう常に監視し、認識の相違があれば、速やかにこれを修正する事です。 もう一つは、誤認識が発生しやすいポイントを押さえ、事前に各担当者に理解させる事です。 時にはジョイント役になり、時にはフィルタ役になって来ました。